生存戦略研究所

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薪ストーブ迷走④メガネ石をDIY自作。しかし排煙箇所で迷走

time 2017/02/10

薪ストーブ迷走④メガネ石をDIY自作。しかし排煙箇所で迷走

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前回までのあらすじ

・一斗缶でロケットストーブを自作するも使い勝手がイマイチ。
その後の一斗缶ロケットストーブ 耐久性が...

・それで「市販品に頼ろう」と、時計ストーブを購入したが、煙突配管を独自のやり方でこだわった為か?これも使い勝手がイマイチ。
薪ストーブ迷走①時計ストーブを買ったが...

・解決の為、時計ストーブの煙突部として再びロケットストーブを利用する事を考えた。
そこで性能イマイチかつ壊れかけのロケットストーブを解体~再構築する事にした。(パーライトモルタルでの補強、一斗缶の二段化)
薪ストーブ迷走②ロケットストーブ再構築。二号機の製作編

・ロケットストーブを2号機として作り直し、時計ストーブと合体。
それらをさらに五右衛門風呂煙突と合体させ、いよいよ運転を試みたが使い物にならない!
薪ストーブ迷走③時計ストーブ+ロケットストーブ+五右衛門風呂煙突=?

そして、五右衛門風呂煙突の利用を諦めて、「壁に穴あけて、メガネ石ハメ込んで、そこから排煙」というスタンダードな方法をとる事にした。

メガネ石の自作

DIY好きの人にはおなじみの素材だと思いますが、ホームセンターで安価に買える2x4(ツーバイフォー)材というものがあります。
長さ180㎝位のものだと300~400円くらいと思います。

 

※まったく余談ですが、この記事を書く為「え~と、アレって長さの規格、何cmだっけ?」と思って検索したら、今回の記事とは無関係に「小屋女子DIYカフェ」なるサイトを発見してしまいました。
やっぱり最近小屋流行りなんでしょうかね?
「小屋」と「女子」の組み合わせ...シュールというか時代は変わったというか。
ちなみに私も最近小屋記事を書いております→『築城せよ!部屋の中に段ボール小屋建ててみたら防寒効果抜群だった。

 

話を戻しますと、その2×4の仲間で厚みが半分の薄型タイプ1x4というものもあります。
お値段も2x4の半額位と思います。

その1x4で煙突が余裕をもって通れる位の枠を作ります。
この後モルタルを詰めるので下に何か敷いておきます。メガネ石用の木枠を1x4材で作る
続いて煙突サイズの筒を枠の真ん中に置きます。
今回はロケットストーブ2号機を作った際に出た煙突の切れ端を使いました。
メガネ石用の木枠を1x4材で作る
この後の工程の写真を撮り忘れましたが、パーライトモルタルを筒の周りに詰めるだけですね。
モルタルが乾けば完成。
パーライトモルタルに関しては『薪ストーブ迷走②ロケットストーブ再構築。二号機の製作編』で少し詳しく書いています。

ロケットストーブ2号機用パーツ「脱着式強化燃焼室」も作成

前回記事でロケットストーブの上に被せた一斗缶利用の煙道は一旦ボツにする事にして、あの一斗缶をそのまま燃焼室として加工する事にしました。

これも細かく工程の写真を撮らなかったので文でダラダラ書きます。

まずは唯一の工程写真をご覧ください。
既に骨組みはほぼ完成した状態です。
ロケットストーブ2号機の脱着式燃焼室
ここまでどういう工程だったか?

・一斗缶側面一か所は完全に切り取ってしまいました。

・一斗缶フタ部分(上記写真では手前の面)には元から穴が空いているので、底部分(上記写真では奥の面)に煙突の径と同じ穴を空けます。

・そのフタ~底を貫通させるように煙突を通します。

・さらに煙突をT字状に、一斗缶の開いた側面方向にも出します。(上記写真だと上の面)
T字煙突パーツがあれば楽でしたが、手元の資材は直管とL字のみだったので、L字の曲がり角の所をザックリ開いて直管を差し込んでジョイントさせました。

それぞれの口の意味
上に伸ばした煙突は薪投入口で、手前の口は灰を掻き出す掃除口、奥はロケットストーブ本体とドッキングさせる為の口です。

その後どうしたか
上の開いた面から煙突の周りにパーライトモルタルを詰め込みました。
どこまで埋めるかですが...

上部はかなり薄くても全然良さそうです。
燃焼室上部でも煮炊き出来るように、あえて断熱を弱くしようと、パーライトモルタルの層を1㎝も無い程にしたのですが...
使用感はまた次回記事で詳しく書きますが、結論から言うとたったそれだけの厚みなのに「全く煮炊きに使えない」レベルの断熱性を発揮してしまいました。

煮炊きに使うなら鉄板丸出し位で良いのかも。(当然強度と断熱性は落ちるけど)

 

間抜けな結末。メガネ石設置個所で迷走。

最初は以下の写真、矢印辺りに穴を空けて、そこにメガネ石をハメ込もうと思いました。メガネ石設置予定箇所
外から見るとこんな感じ。
土壁ですね。
ゆえに、穴あけとか加工も余裕だと思っていたら...
メガネ石設置予定箇所 外からの様子

ドリルとかバール使って表面の土を剥がしていったら...

あ!?これは...

竹の骨は予想通りでしたが、何か「切ったら家がヤバそう」なレベルのシッカリした柱が出て来てしまいました。メガネ石をハメようと土壁を剥がしたら重要そうな太い柱が出て来た
穴の位置ずらせるか?

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内側を今一度確認。
ダメだ...幅が思いの他狭くスペースが無い。
メガネ石設置予定箇所 空間が狭い
そして...

壁に穴を空ける事はサッサと諦めました。

次に考えたのは、上記写真の窓をメガネ石の幅だけ開けて、メガネ石を窓と柱で挟むようにする事。
メガネ石の上下の隙間は板か何か木材で埋めれば良いと思いました。

しかし問題なのは、この窓、実は「開かずの窓」でした。
恐らく家の歪み等でビクともせず、この家に引っ越して来てから一度も開けた事がありませんでした。

「まずはこの窓をこじ開ける所からだ」

破壊

家の外から窓の外枠をノミとか使って削ったり破壊していきます。
窓をガラッと「引く」事を目指すのではなく、パカッと外してしまおうという魂胆です。

外枠を壊し、ようやく窓を外せるようになりました。
ここでフッと一息つきました。

外した窓を一旦内側に寄りかからせ、家の中に戻りメガネ石の上下を埋める加工をどうしようか思案に入りました。

これも1x4で作るか?
それとも蔵とかに適当なサイズの木材は転がってたか?

何となく、脳内でシミュレーションが進んで来ました。

「え~と、メガネ石の下にこの木材をこう組んで...」

「それで窓はこれ位の位置で」とイメージしながら、思わず窓をガラッ。

…って、オイッ!

次の瞬間、窓はゆっくりと、外側へと倒れていきました。

思わず窓を引いた指に力を込めるも時既に遅し。
窓の倒れはリカバリー不可能な角度に到達していました。

パリン

意外と地味な、ガラスの割れる音が静かに響きました。

何たる間抜け...

思わず口に出して呟きました。

「お前はアホか...」

落ち着け!まだリカバリ可能だLINEスタンプ「ガテン系男達の日々」

転んでもタダでは起きねぇ!災い転じて逆に利用

窓の倒れた個所は土で落ち葉なんかも堆積して比較的柔らかい状態でしたが、大きな石が一つあった事で、そこに当たったガラスが割れたのでした。

したがって、意外にも割れたのは一か所だけでした。

しかも都合の良い事に、内から見た時に右上の隅になる箇所でした。

「この割れた所からメガネ石出せば丁度良くね?」
図らずも幅がかなりのジャストサイズでした。

窓から出すならそもそもメガネ石が必要だったかという疑問もチラリと脳裏をよぎりましたが、もうその線で進める事にしました。

こんなに古くて汚れてて、開きもしなかった窓でしたが、こんな事態にでもならなければ、なかなか自らの手で「割る」という決断はつかなかったと思います。

尾崎豊に憧れを抱いて「ワル」を気取るようなタイプなら容赦なくブチ割れるでしょうけど、そこはワタクシ真面目な小市民。
モッタイナイ精神というか、道徳心というか...

 

兎も角、自ら選べなかった設置個所が不可抗力で突如出現しました。

今回フリーになってしまった「開かずの窓」の固定も兼ねて、ガラスの無くなった枠から出したメガネ石の木枠と、窓枠上の木の部分をネジで固定しました。

また迷走となるか?「排煙ダクトをどうしよう?」

スタンダードな方法であれば、煙突をメガネ石から出す訳ですが...

ロケットストーブは煙突自体が「煮炊きする火口」でもある訳です。
煙突をそのまま延長してメガネ石から外に出してしまうと「火口」が無くなってしまいます。

それから...
今回大量に手に入れた一斗缶やペール缶の恩恵を受け、実はロケットストーブと別に並行してTLUDストーブという別のストーブをチョロっと作ってしまいました。
こちらはまた別記事で詳しく書きますが、これも同じく上部の煙突部で煮炊きが出来るものです。
(原理的には以前作った小型のウッドガスストーブと同じと思われる)

そのような「煮炊きにも使いたい」という都合から、「煙突をそのまま延長して外に出す」事をしたくなかった。

ではどうするか?

焼肉屋の排煙フード方式

火口の少し上に吊り下げられた「焼肉屋の排煙フード」方式でどうだろう?

そう考え検索すると、正に焼き肉用のフードに関しては結構自作している人がいるようでした。

デッカイ業務用のボウルを使う方法等も考えましたが、ここでもやっぱり「安く済ませたい」と考えました。
貧しさは工夫の母ですな。

傘を利用

物件に転がっていた不要な傘の骨を利用してまずはフードの枠を作ります。
針金を張って補強しました。
傘の骨を利用して自作排煙フードを作る
カセットコンロに頼っているとドンドン出てしまうカセットガスの空き缶やアルミホイル等を利用して「肉付け」していきます。
傘の骨、空き缶を利用して自作排煙フードを作る
内側の様子
傘の骨を利用した自作排煙フード
天井に刺したフックから針金を伸ばして吊り、アルミダクトとジョイントしました。
ついでに「割れた窓から出したメガネ石」の様子もご覧ください。
排煙ダクト設置

ストーブの火口の丁度上に構える訳ですな。
自作排煙フード

何だか「へんないきもの」に載ってた生物に似てるな...

さて、これでとうとう試運転出来る段階までやって来た。
さあ、使い勝手や如何に?
次回、「真ロケットストーブ2号機、起動」に続く。

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