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自作簡易ビニールハウスでサツマイモの苗作り開始

time 2017/04/26

自作簡易ビニールハウスでサツマイモの苗作り開始

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簡易ビニールハウスを自作

サツマイモの発芽に必要な30℃を確保する為の「温床」は、前回記載のサイト(前回記事)で見た「ダンボール箱温床」方法でいく事にしましたが、問題は「昼間は日の当たる暖かい場所に置いて、夜は冷えないようにしなければならない」事。

私の住む場所は昼夜の寒暖差が激しく、苗作りを始める時期(4月)はまだ夜間は10℃以下になります。

ではどうしたら良いか?
ダンボール温床を朝になったら日向に運び、夜になったら家の中へ運ぶか?

しかし、温床に水やりもしなければならないようなので、箱は湿気って強度も低くなっているでしょう。
重さも結構なものでしょう。

箱が決壊なんて事にならないか…
毎日無事運べるか不安です。

それに出し入れの時間帯にも気をつける必要があります。
出かけていたとかでウッカリ取り込み時間が遅れたら…

そんなこんなで、ちょっとそのプランは気が進みませんでした。

そこで考えたのが簡易的なビニールハウスを作ること。

「ハウス」と言っても、人が入れるほど大きな物を作る必要はなく、ダンボールを入れられるほどの高さで良いわけです。

 

金を極力使わない

骨組みの材料は家のガレージに転がっていた角材や、腐って床が抜けた部屋から回収した「多少マシな床板」、その辺で採取した竹等を使いました。

骨組みの様子自作ビニールハウス 骨組み

底には通気、排水用のスノコ代わりに、ガレージに転がっていた育苗ケースを敷きました。
自作ビニールハウス スノコ代わりに底には育苗ケースを敷く

後のメンテナンス性を考える

後の世話のしやすさを考え、側面の板は脱着できるようにしました。自作ビニールハウス 側面板脱着システム

自作ビニールハウス 骨組み 側面板解除状態

天幕を支える骨は竹を利用していますが、奥側は角材にネジで止め…自作ビニールハウス 天幕の骨

手前側はメンテナンス性を考えて「竹先端に結束バンドを通して輪にして、それをネジ頭に引っ掛けて止める」方式にしました。(が、これは今のところあまり意味を成していません…)自作ビニールハウス 天幕の骨 脱着システム

また天幕のビニールも手前側はマグネットで固定するようにして、簡単に開け閉めできるようにしました。
下の角材にマグネットを釘で固定し、金属板を上からくっ付ける事でビニールを挟んで止めます。自作ビニールハウス 天幕固定マグネット

自作ビニールハウス 天幕開閉システム

自作ビニールハウス 天幕固定マグネット

自作ビニールハウス 天幕開閉システム
このマグネットは前から「何かの役に立ちそう」と思って取っておいた「パソコンの壊れたハードディスクから取り出した磁石」です。

アレの磁力はマジ、ハンパないです。

 ガチ、マジガチLINEスタンプ「ガテン系男達の日々」

 

天幕のビニールは、いわゆる「透明マルチ」。
農業用のビニールです。
お金を使ったのはこのビニールのみ。
幅95cm、20mのロールで300円くらいでした。

 

サツマイモ苗作り開始

4月9日にダンボール温床を作りハウスにセット。
育苗を開始しました。

発熱せず。失敗か?と思ったら…

その日の夜、温度計を確認すると10℃くらいで「発酵してない。失敗だ。」と思いました。

「明日、発酵層をもう一度かき混ぜたりして再セットアップする必要がある」と考えました。

ところが翌朝、土の表面を触ってみるとホカホカと暖かさを感じました。
温度は30℃まで上がっていました。

30℃を示す温度計

箱の大きさと発酵具合の関係

しかし温度が上がっていたのは大きい箱2つだけで、小さい箱2つは温度が上がっていませんでした。

箱の大きさが発酵の具合に関係しているのでしょうか?

やはり大きな箱を使えと言うのは根拠があったのだと思い、スーパーで大きな箱をもらってきて温床を作り直し、イモを移し替えました。

その際、気が付いたのは小さな箱の方も片方は発酵層が少し熱をもっていたので、発酵していない訳ではなかったようです。

しかし、現にそのような差が出ているので、やはり大きな箱を使った方が良さそうです。

作り直したその箱もしっかりと発熱を始めました。

 

マルチの効果

尚、ビニール(透明マルチ)は簡易ハウスの天幕として使う以外にも、ダンボールの上に一枚直接被せる事で二重にしていました。

一枚目マルチ自作ビニールハウス 骨組み

天幕マルチ自作のミニ・ビニールハウス

ですが3日目くらいに土の上に置いた温度計が40℃近くになっていたので、逆に「これは上がり過ぎだ」と思いました。

40℃を示す温度計

そこでダンボールに直接被せていたビニールは剥がし、シールドは天幕のみとしました。

暗い方が良いらしい?

それから、「発芽には暗くしておいた方が良い」とネットのどこかで目にしたので、途中からダンボールの切れ端で土が隠れるようにしました。

ビニールを天幕一枚のみとしても日中は温度が上がりすぎる事があったので、様子を見て昼間は天幕を剥がしたり、夜間は被せたりして調整する事にしました。

 

色々疑問がわいてくる

また「発芽までは水を欠かさずやる」という情報もどこかで目にしたので、毎日水やりをしましたが、少し困惑したのが「一体どれだけの量の水が適切なのか?」
なんとなくダンボール1つにつき500ccの水をやる事にしました。

少し心配だったのが、3日目くらいに土の表面にカビのようなものが現れてきたことです。サツマイモ育苗箱にカビ?

また「発酵熱がいつまで続くのか?」それも少し疑問でした。

5日目ぐらいに夜間温度が20度ぐらいになるようになりました。
おそらく、その辺で発酵熱が弱ってきたのだと思います。

ただし昼間は日差しが強くなってきた為か、そしてビニールハウスの効果の為か、30度オーバーは簡単にするようになりました。

そして1週間目。
ダンボール温床の情報が記載されていたページによれば「約1週間で芽が出てくる」との事でした。

確かに、わずか1本だけですが小さな芽が出てきました。小さな芽が出たサツマイモ

ただ、また心配事が一つ。
土の上を蟻がウロウロしていたのです。

去年の腐らした失敗事例を思い出し、少し嫌な予感がしました。

ジメジメしすぎなのかもしれないと思い、また芽も出てきた事だしと考え、ここで土の上のダンボール覆いを外しました。

 

去年の悪夢再び「また腐らした!でもイモがいっぱいあって良かった…」

9日目の4月18日。
芽は一つのダンボールにつき2つ3つずつ、小さなものが出てきていましたが、イモの数から考えると「殆ど出ていない」と言えるでしょう…

不安になって、何となく土から少しだけ出ていたイモの表面を触ってみると、「ブニョ」と柔らかい感触がしました。

腐ったサツマイモ

腐ってしまっていたのです。

こんなものに需要があるか分かりませんが、その「ブニョ」具合を動画に取りましたので一応掲載しておきます。


蟻はおそらくこれを嗅ぎ付けて来たのでしょう。

腐っていたイモは合計3つ。

いくつか被害が出たのは残念ではありますが、被害が思いの外少なく、その点は不幸中の幸い。
少しホッとしました。

「保険」は必要ですね。

 

その後、開始から二週間後4月23日の様子

結構芽が出てきたサツマイモ

サツマイモの芽

まだまだ小さいですが、芽の数は順調な様子です。
イモ本体が土の中なのでハッキリ分かりませんが、8割くらいは発芽しているようです。

まだまだ収穫までの道のりは長いので「捕らぬ狸の皮算用」ですが、このまま順調にいってくれれば「サツマイモを主食にしても裕に一年分以上」採れそうです。(苗の本数から出来るであろうイモの数を計算すると)

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