生存戦略研究所

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築城せよ!部屋の中に段ボール小屋建ててみたら防寒効果抜群だった。

time 2017/02/04

築城せよ!部屋の中に段ボール小屋建ててみたら防寒効果抜群だった。

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前回のあらすじ
家が古くて隙間だらけ。
断熱材とかも入ってないからスゲエ寒い。
何とかしようと農業ビニールとかプチプチを窓に貼ったりしたけど、効果イマイチ。
「そうだ、部屋の中に小屋建てたら良くね?」と思いつく。

【耐乏テクニック】農業ビニールで部屋を断熱してみた

 

主な材料は段ボール

最初は、「追々小屋を軽トラの荷台に引っ越しできるように...」とか汎用性を考えて、ツーバイフォーとかで組み立てようかと考えていたのですよ。

柱はツーバイフォーで壁は表面がコンパネ、中にスタイロフォーム等の断熱材入れようとか。

で、資材の値段計算したりして。

でも、結構貧乏な訳ですよ。
出来るだけ買わずに済ませられたらその方が良い。

で、12月と1月に通ってたバイト先が、空き段ボールが毎日大量に出る所で、フト「これ貰えたら材料に良くね?」と思った訳です。

私、以前「築城せよ!」って映画を見た事がありました。
あらすじとしては
『田舎の役場の公務員に殿様の魂が乗り移って突然「築城せよ!」とか言い出して、それをキッカケに皆が協力して地域おこし的に段ボールで城を建てはじめて...』
的な感じです。

漫画版もあったんだな...知らなかった。

で、聞く所によるとその映画ではCGとかセットじゃなくて実際に段ボールで城建てたとの事で、ストーリーとか何とかって言うより、その点が見どころだと思いました。

その映画の事を思い出して、「段ボールだって本気出せば結構イケるでしょ」と思ったのです。

段ボールハウスでは軽トラ荷台への引っ越しは出来ませんが、今回の目的は「とりあえず目先の防寒」ですから。
部屋の中に建てるなら防水性とかも考えなくて良いし、強度もそんなに要らないでしょう。
段ボールで十分だ!

参考資料を探したら

そんな訳で、参考になる先例は無いかと思ってネットで画像検索とかしてみたら...

子供用とか猫用は色々商品があるようでした。
「秘密基地」とか「パパも大興奮」とか...
分るわ~ 段ボールハウス、何故かロマンありますよね。

 

それから、大人用の「防音室」”だんぼっち”なんて物があるのを知りました。

ネーミング上手いですね。

やっぱり狭い所に籠る心地よさってありますよね。

 

まず底面のガードを固めたが...

そんな訳で、段ボールで建てるという方針には自信を持ち、早速プロジェクトを開始しました。

目的は遊びではなく防寒です。(半分遊んでるようなもんだけど)
だから底面部分だけは金使って断熱材を敷く事にしました。(特に寒さの原因として底冷えが強い気もしていたので)

以前紹介した「スタイロフォーム」は近所のホームセンターに無く、代わりに他社類似品の「カネライトフォーム」があったので、それを二枚(約二畳)購入。
カネライトフォーム

このカネライトフォーム、発泡スチロールに似た素材で、表面は割と脆いので養生シート(プラスチック段ボール)でサンドして畳の上に敷きました。

カネライトフォームをプラダンで保護

 

更にその上に畳んだ段ボールを敷いて...断熱材の上に段ボールを敷く
更に更に、既に持っていた反射断熱マットを敷きました。(1畳分)断熱床の上に反射断熱シートを敷く

畳の上にプラダン・カネライトフォーム・プラダン・段ボール・保温マット。
どうです?
この段階で結構「鉄壁」っぽい感じしますでしょ?

ところがですね...
意外にもこの段階では、さほど体感出来るような違いは無かったのですよ。
肝心の段ボールですが、私車を持っておらず、バイクしか足が無いので、一度に持って帰れる量はあまり多くありませんでした。

出勤の度に少しづつコツコツ持って帰っては組み上げていく...

だから、一夜にして小屋を建てたわけでは無かったのです。

そんな訳で、小屋の威力を体感したのはまだこの後だったのです。

 

最近流行りの360℃パノラマ画像を作ってみた

そんなこんなで、ついに小屋が完成した訳です。

まずは様子をご覧ください。

最近流行りの360℃パノラマ写真(VR)を作ってみました。
全天球カメラ等は持っていないので、以前使っていたiPhone5sのカメラで、アプリは「Googleストリートビュー」の撮影機能を使って撮りました。
そんな訳で繋ぎ目が切れてたり、ぼやけたりしてクオリティは低いですがご了承ください。

360℃パノラマは今回初めて作ってみましたが、何故今使っているスマホでなく、以前使っていたiPhone5sを使ったかと言うと、実は今使っているスマホ「ZenFone 2 Laser」は「ジャイロセンサー」とやらが搭載されていないようで、「Googleストリートビュー」の撮影機能が使えなかったのです。

ちょっと調べたら、そのセンサーが無いと例えば「ポケモンGoのARが使えない」とか色々、昨今旬の機能が使えないようですね...

尚、Googleストリートビュー等のアプリでこのような写真を撮ろうとすると、カメラ持ってグルグル自分が回転して何枚も撮影しないといけないのですが、シャッター一発でハイクオリティに360℃撮れるカメラも最近は流行っている様です。

 

動画も貼っておきます。

インテリア等紹介

通常の写真でも紹介していきます。

基本、工法は「箱の状態」にしてそれを積んではクラフトテープで固定するというものです。
保温性と強度を上げる為、壁ブロックの最下段は物件に残っていた不要な服とか座布団とかを箱に詰めてあります。

まずはドアですね。
蝶番等は使わず、単にはめ込み式にしました。
ドアそのものは壁と同じく「箱」を縦に積んで連結しただけのモノに取っ手を付けてあります。
出入りの際は取っ手を持って、ドアごとスポッと外します。段ボール小屋のドア

 

棚も段ボールで。

 

窓もあります。
尚、窓には農業用ビニールを張りました。
段ボール小屋の窓

部屋の半分はベッドです。段ボール小屋の様子

 

ベッドの土台も段ボール。
流石にかなりの強度が必要だろうと考え、やはり物件の押し入れに入っていた汚れた布団とか不要な服をギュウギュウ詰めにして積んであります。
今回、同じ種類の段ボールを大量に仕入れられたのが幸いして、フラットに作るのは容易でした。ベッドも段ボール

座椅子を安楽ソファ化。ひじ掛けも段ボール。

 

座椅子の下にもギュウギュウ詰めの高強度段ボール箱を置いて高さを上げています。座椅子の下にも段ボールを置いて椅子の高さを上げた。

 

このようにテーブルにもなります。机も段ボール

壁には「対獣脅し用」ピストルとロケット花火をすぐに手に取れるようセット。対獣ロケット花火をすぐ取れるようにセット

 

この竹筒はロケット花火をセットして射出するものです。対獣ロケット花火射出装置 対獣ロケット花火射出装置

これによって自在に獣に向けて発砲できますし、射程距離も伸びます。

 

湯のみを保温するボックスも段ボールで作りました。
湯のみを受ける部分はクラフトテープの芯です。段ボール製湯のみ保温箱 段ボール製湯のみ保温箱 段ボール製湯のみ保温箱

 

居心地良いわ~。
隠れ家感、秘密基地感ハンパ無い。

私、ネットカフェの個室とか好きなんですよ。
何か落ち着くというか、居心地が良い。

以前、「ネットカフェ難民」問題とかを気にしている「意識高い人」に「居心地良くてあえてそういう生活してる人も居るんじゃないですか?」って言ったら否定された事ありましたけど...

実は、段ボールを大量に貰いまくったバイト先の同僚が「段ボールハウスを見たい」というので招待したら、彼も凄くテンション上がってましたよ。
「居心地良いわ~」って。

どうです?
この良さ、分りますかね?

 

抜群の防寒効果。屋根か!屋根が重要なのか!?

で、肝心の目的、防寒の効果はどうだったのか?

スゴイです...

「建築途中」はそこまででも無かったのに、天井付けたら体感でハッキリ分るレベルに変わりました。
段ボール小屋から出るとヒンヤリとした空気を感じる。

今回の実験の為に100均で温度計を2つ買い足して、部屋の外(廊下)と屋外でも温度計測する事にしました。

時間帯にもよりますが、例えば夜、すっかり冷え込んだ0時近く等は、屋外と廊下の温度差3~4度。
廊下と段ボール小屋の中の温度差5~6度あったりします。

具体的には外で0℃、廊下で3~4℃、段ボール小屋の中暖房無しで10℃位といった感じです。
カネライトフォームとか金も使ったので床も無駄とは思いたくないですが、天井(屋根)の有無がかなりの差を生むようですね。
まあ、屋根が云々というより「密閉空間になったから」というだけの事かもしれませんが。

それから暖房の効果にも明確な違いが出ました。

小屋建てる前の「部屋」の時は石油ファンヒーター点けても、その前に居れば暖かいのですが、部屋は殆んど暖まらず、例えば1時間点けていても温度計で見た最高温度は10℃ちょっと。

ファンヒーター消せばあっと言う間に10℃以下のファンヒーター点火前の温度まで下がりました。
ドンドン熱が逃げていたのでしょうね。

ところが段ボール小屋の中でファンヒーターを使うと20分もすれば20℃位になります。
20℃等という数値をこの冬初めて目にして感動しました。

ダラダラとファンヒーターを点けていて、フト「暑いな」とさえ思って温度計を見ると30℃近くまで上がっている事もあります。

とは言え、流石に20℃や30℃という値はファンヒーター消すと維持は出来ず、12℃位までは簡単に下がってしまいます。

それから、ファンヒーター等使って部屋を暖めていた時間が長ければ長い程、蓄熱するのか12~14℃位の温度をノー暖房でも長時間保っていてくれたりします。

いや~、快適ですね。
人によっては10℃でも寒いと思うかもしれませんが、部屋の中で0℃近い状態をしばらく経験した後だと10℃は大分助かりますよ。

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