生存戦略研究所

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真ロケットストーブ2号機、起動

time 2017/02/16

真ロケットストーブ2号機、起動

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前回までのあらすじ

・一斗缶でロケットストーブを自作するも使い勝手がイマイチ。
その後の一斗缶ロケットストーブ 耐久性が...

・それで「市販品に頼ろう」と、時計ストーブを購入したが、煙突配管を独自のやり方でこだわった為か?これも使い勝手がイマイチ。
薪ストーブ迷走①時計ストーブを買ったが...

・解決の為、時計ストーブの煙突部として再びロケットストーブを利用する事を考えた。
そこで性能イマイチかつ壊れかけのロケットストーブを解体~再構築する事にした。(パーライトモルタルでの補強、一斗缶の二段化)
薪ストーブ迷走②ロケットストーブ再構築。二号機の製作編

・ロケットストーブを2号機として作り直し、時計ストーブと合体。
それらをさらに五右衛門風呂煙突と合体させ、いよいよ運転を試みたが使い物にならない!
薪ストーブ迷走③時計ストーブ+ロケットストーブ+五右衛門風呂煙突=?

・そして、五右衛門風呂煙突の利用を諦めて、「壁に穴あけて、メガネ石ハメ込んで、そこから排煙」というスタンダードな方法をとる事にした。
ただ、ここでも素直に煙突配管せずにちょっとイレギュラーな迷走「焼肉屋の排煙フード」方式で試みた。
薪ストーブ迷走④メガネ石をDIY自作。しかし排煙箇所で迷走

結果や如何に!?

真ロケットストーブ2号機、起動

まずは完成、設置後の姿をご覧ください。ロケットストーブ2号機完成

何故「真」が付くかと言うと、はじめに縦に伸びる一斗缶二段重ねの本体を作った後、上記写真だと手前で寝かせている「脱着式燃焼室」を作って合体させたから。

これはハメ込んでいるだけで固めてはいないので、今後も簡単に分離する事が可能です。

尚、この「脱着式燃焼室」もパーライトモルタルで固めていますが、本体と異なり砂を入れていない「セメント」と「パーライト」のみの混合です。(セメント混和剤も少量入っていますが)

その為、本体と全く重さが違います。
これ位の重さなら移動させるのも全く問題ないでしょう。

 

優れた「火点き」性能。炎の引き込みがスゴイ。

試運転一回目からすぐにその性能を発揮し、感動しました。

もっぱら油を吸わせた紙ゴミを着火剤として使っているのですが、その紙ゴミに火を点けウチワでバサバサバサッと数回風を送って本体(ヒートライザー)方向に誘導してやると、それだけで炎は勢いよく本体側へと吸い込まれるように「流れて」いきます。

写真で撮ってもイマイチその様が伝わらないのですが...
炎の方向。引き込みはスゴイ。

点火のコツは掴んだ
炎を引き込む力は明白に高まりましたが、当初は油紙ゴミが燃え尽きたら火が消えてしまったり(薪に上手く引火しなかった)失敗する事も何度かありました。

しかし、何度か使ううちにコツをつかみました。

性能が安定しており再現性が高いです。
掴んだコツの通りに行えばほぼ確実に、しかもすぐに安定燃焼に入ります。

ちなみにコツというのは...
着火剤代わりの油紙ゴミから引火しやすいように、セイタカアワダチソウの枯れた茎とか竹を細かく割ったもの等、燃えやすい系の薪を最初から油紙ゴミに接触するようにセットして置く事。

それが一番で、後強いて言えば、薪同士も出来るだけ近づけておく方が良さそうです。
薪が協力して燃えていくというか、「引火」させる事ですね。

その初期の細かい薪が「ゴー」っと吸い込まれるようなロケットな燃焼をはじめれば、後はもう基本的に大丈夫です。

薪によって扱いやすさが少し異なる

1号機や時計ストーブと比べて圧倒的に火点きが良いのですが、それでも薪によっては消えやすい事もあります。

燃料はもっぱら、入手性最高の「枯れ竹」ばっかり使っているのですが、たまに廃角材とかも燃やしてみると、竹に比べて若干「消えやすさ」を感じます。
その代わり「長持ち」ですけどね。
竹はすぐに燃え尽きてしまう。

ただ、それでも2m位の枯れ竹で1時間位は燃やせる感じです。

すぐ燃えてしまう竹はちょこちょこ足しながら使うようなので、少し忙しないのですが、「居間をじっくり暖める」とかでなく、「食事の時だけ使う」位の用途には向いていると思います。

 

火力はイマイチ

一斗缶二段化によって火口が燃焼室から遠くなったせいか、炎が火口まで上がって来る事は稀です。
火力重視なら高さがもう少し低い方が良いのかも。

以下写真は火口まで赤い炎が上がっていますが、この様な勢いはたまたま、「会心の一撃」的に燃えた時だけです。

ロケットストーブ2号機稼働の様子
「あっと言う間に沸騰させる」ようなパワーはありません。
ガスコンロで例えると中火以下でしょうか...

それでも煮炊きには一応使えるレベルで、ガスの節約に役立ってくれています。

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特に、ここ最近はこの土間の台所、朝や夜は0~2℃位の事が多く、それ位の気温だとカセットガスも本来のパワーを発揮できないようで、ガスがまだ半分以上残っていそうなのに「弱火にしかならない」等といった状況ですから、それを考えると決して悪くないパワーかもしれません。

燃焼室上のスペースは設計ミス

以下写真でヤカンを置いてある場所ですが、一号機の時はその辺りもかなりの熱を持ったので(薪を寄りかからせておくと火が点くレベル)、ここにヤカンなど置けるようにしたら火口と同時に煮炊きに使え「二口コンロ」になるなと目論んでいたのですが...
本当は、この様にヤカン等を置いて煮炊きに使いたかった

 

ご覧のとおり、触っても熱くないレベルです。パーライトモルタルの効果か?全然熱くない。
ヤカンもしばらく置きっぱなしにしておけば水が「ぬるま湯」くらいにはなるのですが、料理には使えないレベルです。

前回記事でもチラッと書きましたが、この場所は煮炊きに使う為、あえて断熱性を下げようとパーライトモルタルの層をかなり薄めにしておいたのですがね。

パーライトという物の恐るべき断熱性が良く分かりました。

暖房としてはもう一工夫必要

そのパーライトの高断熱性の為か?
あるいは部屋の気密性の低さ等の問題か?
コレでガンガン燃やしても、あまり室温は上がらないですね。

火鉢的に「目の前で火にあたる」ような使い方をしています。

暖房としての性能を上げるには、例えば排煙ダクトを室内でもっと延長して少しでも屋内に排熱させるとか、何か工夫が必要ですね。

ただ、これは逆に考えると、夏場とか暑い時期にコンロとして使う際も苦にならないって長所でもあるのかもしれません。

 

「完全燃焼すれば煙は殆んど出ない」は本当だった

煙が出るのは点火直後1分位と、薪の状態が悪くて火が消えそうな時とか、薪が燃え尽きる最後の一瞬くらいですね。

煙突直結でなく、焼肉屋排煙フード方式でも今の所問題ないです。
屋内でもまずまず使える。(田舎の古い物件の土間なら)

強いて問題点を上げれば、鼻毛の伸びがちょっと早くなるくらいでしょうか。

もう少し工夫したら案外都会の屋内でも使えるんじゃないかと思います。

 

でもまだ改良の余地あり

そこそこ普通に使える道具になったので、ひとまず一旦完成としますが、まだ工夫していきたいですね。

パーライトモルタルで固めてしまったので、火力についてはもうこれで諦める事にしました。
しかし「鍋やヤカンがススだらけになる問題」の解決を図りたい。

良く聞くロケットストーブの長所「煙が殆んど出ない」は実現する事が出来たものの、それでもやっぱりヤカン等を火にかけていると、どんどん黒く汚れていきます。

しかもこの汚れが落ちにくいんだ...

考えているのは、「真」二号機の前段階、前々回記事のような火口カバーを再び被せる事。

一斗缶まだまだあるしね。

火口カバーから直接排煙を誘導すると、焼肉屋式排煙フードの存在意義があまりなくなっちゃいますけど...

 

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