生存戦略研究所

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対猪戦 シン・アオイヒカリ

time 2016/08/28

対猪戦 シン・アオイヒカリ

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「青」の効果、再考

イノシシが避けるという「青」
そして夜でもそれをアピール出来る「青い光」

前に一度その事について書きましたが、前回、設置後すぐにイノシシが現れたため、効果に疑問を抱いた訳です。

そして、「獣のテリトリーと防除アイテムの相乗(相殺)効果」という考えに行きつきました。

要するに「効かなかったのはここが獣のテリトリー内だからだ」という結論ですね。

でも…

仁義なき戦い」以降パタッと来なくなったイノシシについてモヤモヤと考えているうちに、また疑問が湧いてきました。

「仁義なき戦い」で直接遭遇したのは、どのユニット(単独か群か不明)だったのか確認出来ていないけど、少なくとも言えるのは、「あの事件では1ユニットしか脅かせていない」筈だという事です。

あの事件でビビッて来なくなったとしても、他のユニットが来なくなる理由にならない。(イノシシ同士のネットワークでもあって連絡取ってるなら別だけど。猿ぐらいの動物ならその可能性も考えられるが…)

じゃあ、他のユニットは何故来ていないのか?

アレとは別の理由でそれぞれ来ていない筈なのだ。

思い返していくと、「仁義なき戦い」よりも前、”アオイヒカリ設置後”に来なくなったっぽいユニットとして「巨大イノシシ含む家族(夫婦と子供?あるいは親と歳の離れた兄弟?)」があります。

大襲撃事件はどのユニットの仕業か分りませんが、個体数やサイズから考えて、今まで目撃したユニットの中ではあの家族が怪しいと思っています。

青い光&柵設置以降も平然と柵内に入り込んで、ハッキリ目撃しているのは「小さい単独イノシシ」と「良く太ってるけど、まだ完全な大人では無さそうな同サイズ二頭組(多分、兄弟)」の2ユニット。

じゃあ、「巨大イノシシ家族」には効いたのではないか?

賢い動物は個体差(個性)が大きい

私は、猫に関しては割と詳しいと自負しています。
子供の頃からずっと家に猫がいたので付き合いが長いし、色々な個体を見てきている。

それで猫に関してつくづく思ったのは「猫は性格の個体差がすごくある」という事。

特に一度に複数飼う多頭飼育等すると本当に良く分ります。

一般的に「クールでドライ」的なイメージの猫ですが、甘えん坊もビビりも気の強い奴もいる。
猫同士の関係も、おっとりしててフレンドリーなのも、意地悪なのもいる。

例えるなら「のび太」タイプ「スネ夫」タイプ「ジャイアン」タイプ等色々なのがいる。

前にTVを見ていたら猫の事をやっていて、レポーターが

「この○○という種類は大人しくて抱っこされるのが好きで…(猫を抱っこする)」
「あれ?あれ?(猫暴れる)」

等というシーンがありました。
その時私はTVの前でツッコみました。

「猫は個体差がすごくあるんだよ。」

猫に比べて犬を飼った経験は乏しいので良く分りませんが、きっと犬もそうなんでしょうね。

そして、イノシシ。
これもイノシシに直面して苦労している人達には自明の事でしょう。
奴らも賢い。

つまり…

「青い光も効く効かないは個体差による」

効かない個体がいるのは残念な一面、何割かには効いてるかもしれないという事。

それに、設置後の被害・目撃状況から考えるに、「それでも来た奴」に対しても「光から数mくらいの範囲には近づけさせない」位の効果はありそうな感じです。
仮想壁として使えるのかも。

青い光を境に山側には進入しているけど、山から遠い側には入っていないっぽいからです。

そんなこんなで、青い光を再評価した訳です。

「一応、これからも使っていこう」と。

 

アオイヒカリ1号の限界

でも、今の「アオイヒカリ」(イルミネーションマン・ジャケット)でずっと運用するのは少々問題点も感じていたのです。

①手動である事

光センサーでも買って接続すれば別ですが、今の運用では一々畑まで手動で設置、点灯に行っています。

だから不在時は点灯出来ないのです。

②ジャケットが黒地である事

毎日、朝、消灯するだけで無く、ジャケットを部屋に取り込んでいます。
何故かと言うとジャケットが「黒地のヤッケ」ベースだから、直射日光で熱が集中しすぎる事を恐れてです。

出しっぱなしだとヤッケが溶けたりLEDテープが壊れるかもしれない…
この問題があるので、仮に光センサーを買って接続しても解決しないのです。

③防水が完璧でない

LEDテープ自体は一応防水という事になっています。
しかし、それをつないでいるコントローラーやアダプターは防水ではありません。
コードの長さの関係から、それらはバッテリーボックスには納められず、今は「ヤッケの中に隠す」事で雨風しのがせています。

豪雨だったりすると心配です…

シン・アオイヒカリ

新アイテムを買ってしまいました…

 

小型のソーラーパネル付きで単独使用できます。
光センサーも付いてて暗くなったら自動点灯、明るくなったら自動消灯もしてくれます。
だから設置後は基本放置して置けます。

そしてコードの長さが20m位あるのにこの値段。

対イノシシ目的には持って来いですね…

類似商品に旧式があるようで、点灯・点滅パターンが異なるようです。
旧式だと正に「点灯・点滅」の2パターンのみ。
上記の新式だと他に「ホタルのような点滅」とか色々な光らせ方があって8パターン。

イノシシに慣れさせない為、たまにパターンを変えられるよう、ちょっとだけ高いですが新式にしました。

 

届いて即改良

作業写真撮るの忘れましたが、到着後に即、電池を交換しました。

何故交換するか?
商品説明やレビューからすると、元の状態だと「夜明けまで一晩」キッチリ電池が持たなそうな感じでした。
深夜に切れて消灯してしまう?

イルミネーション目的ならば「人目がある間だけ」光ってりゃ十分でしょうが、目的は対イノシシ用です。
キッチリ一晩光ってくれなきゃ困ります。

商品は安物ですから、当然電池もコスト削った安物でしょう。
これをエネループとか高級電池に変えれば持つんじゃないかという目論見です。

作業は簡単でした。
ソーラーパネルの裏のネジ4本外せば中に電池ボックスがあって、単三型の充電池があるのでそれを入れ替えるだけです。

やっぱり…
元の電池は容量が1200mAh
ハッキリ言って低容量です。

エネループは通常タイプでも1900mAhありますから、単純計算1.5倍位持つんじゃないでしょうか?

上がエネループ。下が元から入っていた充電池。エネループと初期装備電池


他、防滴だけど完全防水じゃないとの事なので、一応ソーラーパネル(兼電池ボックス)のスイッチ部分にはビニールを被せ、隙間をビニールテープで埋めておきました。

 

どれくらい電池が持つか実験

今は使っていない古いiPhoneにカメラアプリ「観察カメラ」を入れて一晩監視しました。
このアプリは「15分毎」とかセットしたタイミングでシャッターを切ってくれる、「インターバル撮影」に使えるアプリです。

結果
無事、夜明けまで持ってくれました。

更に翌日も実験
翌日、一日曇天で、太陽光による充電が不十分ではないかと思われました。
その為心配になって一応また監視してみましたが、それでも夜明けまで持ちました。

 

実戦投入! 即襲撃!?

8/26
アオイヒカリ1号の右側(西)柵沿いにズルズル~っと仮設してみました。

イノシシの事を知らずに遠くから見た人は趣味のイルミネーションだと思うんだろうな…アオイヒカリ1号2号
並べてみると一目瞭然ですが、所詮は単3電池一本駆動、流石に12vのLEDテープとはパワーが違う…
暗い…

でも目的はイルミネーションじゃない。
イノシシの目に付きさえすれば良いのです。

とは言えやっぱり気になるので、1号も設置できるときは合わせて設置しようと思い、同時に光らせました。

「今の所抑えている上に、コレでダメ押し、さらに効果が上がるかも?」

 

ところが、正に設置したその夜…

久しぶりの畑からの物音…

強烈USBライトで照らすと、例の二頭組でした。

場所はやっぱりアオイヒカリよりも山側。
前見た時と同じ場所。

相変わらずクッキリ照らしているのに平然としてやがる…

「Ψ(`∀´)Ψケケケ… 今回は良い脅かし道具があるんだよ!」
「これでビビって逃げやがれ!」

例のピストルを取り出し、発砲。

パーン!

あれ…?

二頭は一瞬「ビクッ」としたものの、慌てる事も無く、顔を上げてキョロキョロ。

逃げるかどうか様子を見ていたら、頭を下げてまた草か何かを食い始めた…

おい…

むしろこちらに焦りの色。
「まさか、発砲音も効かないのか…」

続けてもう一発発砲。

パーン!

奴らの反応もまた同様…

ダメ元でもう一発、パーン!

…決して慌ててはいない。その証拠にノコノコと歩いて移動している。
だけど、ようやく不安になったのか、少しソワソワした様子で明らかに立ち去ろうとし始めた。

一旦、手近な柵まで最短距離で移動した奴らは、そこで立ち止まって躊躇った様子…

引き返して柵の無い部分を抜けて立ち去った。

あの柵は、あくまで心理的な防壁だから、完全に隙間を埋めていたわけでは無かったのだ。

新たな発見

まさかの設置当日の進入。
だけどこれで一つ発見もあった。

「ふーん…一応紐だけの柵にも警戒させる効果はあったんだな」

それに…

・爆発音も不安にさせる程度の効果はあるが、劇的に効く訳じゃない。それすらも慣れるかもしれない。

・「イノシシは変化を警戒する」と言われるが、今回アオイヒカリ2号を設置したその日に来た事から、「警戒心の低い個体(一旦「大丈夫だ」とナメた個体)には多少のリニューアルは効果が無い」

等、勉強になった。

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