2017/05/13

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離れて暮らす、パソコンに疎い老親に操作の相談をされる事はないですか?
そんな時、電話で口頭説明しても中々伝わらず難しいと思います。
同じ画面が見られれば良いのに…
何なら操作を代行出来ればもっと手っ取り早いのに。
私はそんな時、Chromeのリモートデスクトップという機能を使っています。
Chromeリモートデスクトップが簡単なんじゃね?
実は沢山ある遠隔操作ソフト
「遠隔操作」って言い方だと、かつて片山被告がやらかした「遠隔操作事件」のイメージもあってあまり良くないかもしれませんね…
そのせいなのかどうなのか?
そのジャンルの事を「リモートデスクトップ」等と言う事も多いようです。
そして、そのジャンルのソフトは有料の物もありますし、無料の物も結構あります。
私、東京から岡山への移住を決めた後、「遠いので頻繁に帰れないな」と思って、親のパソコン相談に遠隔で応えられるよう、「リモートデスクトップ」ソフトの導入を考えました。
そこで無料のソフトをいくつか試してみて、主に「操作に疎い親側目線」で検討しました。
「遠隔操作」と言っても、常時接続する訳ではなく、必要に応じて接続しますので、その際に「パソコン同士を接続するまで」の何ステップかの操作は老親にしてもらう必要があります。
だから、「その何ステップか」が出来るだけ分かりやすく簡単で、ステップ数も少ない方が良いわけですね。
結論から言うと、Googleのブラウザ「Chrome」の機能「Chromeデスクトップ」を利用するのが親の負担を考えると良さそうだと思いました。
ただし、前提条件として
①親のパソコンにChromeをインストールしておく
②親のGoogleアカウントを作成しておく
等が必要ですね。
流石にそこから口頭のみの案内でやってもらうのは大変です。
Chromeリモートデスクトップ機能ダウンロードページ(要Chrome)
実際の操作
途中までは操作される側(老親)と操作する側(子)の操作は全く同じです。
①Chromeを立ち上げると、非常にシンプルなメニューバーに「アプリ」の文字があります。
これを押します。
②「アプリ」の内訳が表示されますので、「Chromeリモートデスクトップ」を押します。
画面の幅によっては以下のように文字が表示し切れていない場合がありますので、親に口頭案内する実践時には優しく「Chromeリモ何とかって無い?」等と聞いてみましょう。
③「共有」か「アクセス」どちらかのボタンを押す。
ここで操作される側(老親)と操作する側(子)の操作が分かれます。
操作される側(老親)には「共有」を押してもらいます。
「緑のボタン」等と伝えるのも良いでしょう。
※番外操作
③の操作後、Chromeにログインしていないとログインを促されます。
余計な操作ステップも増えますし、老親に入力させるのも大変なので、遠隔案内実践前に予めログインしておいて、Chromeに記憶させておきましょう。
それから、Chromeリモートデスクトップの起動初回時にはインストールを促されます。
これも予め実行しておくと良いですね。
④操作される側(老親)
このように、操作される側(老親)画面には数字が出ますので読み上げて貰います。
※毎回数字は異なります。
④操作する側(子)
操作する側(子)画面にはこのように数字を入力する欄が表示されるので、親に読み上げて貰った数字を打ち込み、「接続」を押します。
⑤操作される側(老親)
操作される側(老親)にのみ、以下のような許可を求める画面が出ますので、「共有」を押してもらいます。
操作する側(子)からはまだ親の画面が見えないので、これは把握して置いた方が案内がスムーズでしょう。
※数字(アクセスコード)が間違っていたり、⑤の「共有」を押すのに時間がかかったりすると以下のような失敗メッセージが操作する側(子)画面に表示されます。
⑥接続完了
操作する側(子)から親の画面が見えるようになります。
操作もできます。
注意点
操作する側(子)には見えない(操作できない)画面
操作される側(老親)画面にのみ、以下のような画面が出ることがあります。
操作する側(子)はフリーズのような操作できない感じがしたら、親に「継続しますか?とか許可しますか?とか出てない?」と聞いてみましょう。
その「続行」なり「はい」は操作される側(老親)に押してもらう必要があります。
これが見えないものだから、ついつい忘れちゃうんですよね。
それで「何故だ!?何故動かん!?」とかちょっと困惑しちゃったりして。
という、備忘録も兼ねた記事でした。
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