生存戦略研究所

どう生き延びるか?今のシステムが続いても、終わっても。

ミステリーサークル

time 2016/07/13

ミステリーサークル

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ミステリーサークル

家からやや離れた元田んぼ(放置され藪状態)の草刈りを行った。

2m前後はありそうなススキやセイタカアワダチソウが密生している。
笹が生えている部分もあった。

刈り払い機をナギナタの如く振り回して藪を払って行くと…

突如、ポッカリと草の倒れた空間が現れた。
ミステリーサークル?

「ミステリーサークル?」
一瞬そう思った。
(ミステリーサークルって、一時流行った時期があったけど、最近の若者は「何それ?」かな)

しかし、恐らくコレは、「イノシシの巣」だと思う。
イノシシはこのような巣を作る習性があるらしい。

今にして思うと案外、昔「ミステリーサークル」だと騒いでいたアレの正体もイノシシの巣だったのかも?

しかし… 「長年放置されていた」「藪になっていた」とは言え、山林ではなく田畑に巣を作るとは。
大胆と言うか何と言うか。

山より居心地が良い、利用しやすい環境なのかもしれないが、「放っておくと、このようにどんどん進出してくる」良い例だなと思った。

ふと、前に見た「福島の避難地区で人間不在のうちに町に進出して来てはびこってしまったイノシシ」のドキュメンタリー番組を思い出した。

人間不在の町に蔓延った野生動物

検索したら内容が読んで分るような記事になっていたので改めて読んでみたら…
あれ?これって…?
クローズアップ現代 「激増する野生動物 ~福島の生態系に何が~」

「人間との距離感というのは非常に重要で、いなくなれば、積極的に、農地を日中でも活用するような動物園にすぐ変化していく。
一方で、人間への警戒心
人間がどういうものか分からない個体も生まれている。
野生動物の変化のスピードに、私たちがどこまでついていけるのか。」

原発事故前は、田んぼに現れることがなかったイノシシ。
頻繁に現れ、田んぼを掘り返すようになりました。
田んぼの中にいるミミズやカエルを食べに来るのです。

ゲストの獣医師との部分

Q:こんなに早く行動パターンが変わるとは考えていなかった?

A:そうですね。
それとあと、こういう状況がずっと継続していきますと、人を警戒しないという行動が、母から子へと、学習によって受け継がれるという問題なんです。
クマが今、市街地に出て、いろんな問題を起こしてるというのが全国的にありますよね。
あれと同じようなことが起こってきますし、それから、さっきVTRを見ていて、ちょっとショックだったのが、ネギとかミョウガだとか、そういうものはイノシシがふだん食べないものですけれども、だんだんかじった跡があるということは、そういうものを食べて、またそれが学習によって食域が拡大するというんですか、食べ物の範囲が広がってしまうということも、1つの大きな行動の変化になるでしょうね。

Q:人が戻り、営農しているところでも被害が これをどう見る?

そうですね、先ほどのVTRのところは都路で、今まで避難をされてたところで、お戻りなる方たちが、まだ全体で見れば、集落で見れば数軒であるとか、そういうような離散的に戻られてしまうので、その周辺がやはり整備されていない、管理されていない田んぼや畑であると、やはりイノシシが、そういうところに集中して出てくるということが、やっぱり考えられますね。

まるで家の周辺のようじゃないか…

福島は「原発事故による避難」という劇的、急激な形で「人がいなくなり」、また「そこに戻って同じように暮らしたい」と言う農家の悲劇があった為にこのように「クローズアップ」された訳だが…
限界集落とか、それに近いような田舎の方に共通する問題なのでは?

狩猟の必要性

単に「肉の確保」と言う事に限らず、イノシシの行動が「人を警戒しないという行動が、母から子へと、学習によって受け継がれる」ならば、それを「捕って食う」と言う行動は、農とのセットで必要なのかもしれない。

 

こういう観点からの原発反対

他、気になったのはこの部分…

わなにかかったイノシシ。
ところが猟師たちは、その肉を食べることができません。
福島県内で捕獲されたイノシシからは、最高で6万1,000ベクレル、国の基準値の610倍もの放射性セシウムが検出されています。
イノシシは、放射性物質のたまりやすい地表の植物などを食べるため、体に蓄積されやすいというのです。

山間部は、ほとんどが除染の対象外であるため、放射線量が高いのです。

今後、また事故が起きて新たな汚染地区が出来たとしても、やっぱりコストの関係で山間部の除染等する訳がない。
今の豊かさですら出来ない事。
ましてや、これから人口減に高齢化、後進国の追い付き、追い上げもあって相対的に経済力が低下していくのは間違いない日本。
山間部等は「もうそこは諦めろ」と言う事になるだろう。

諦める?
「金で食い物を買う」と言うシステムが何ら問題がなく回っている内は良いが、それが一たびコケたらどうするのか?
(この辺は前に別記事「勝手に食糧自給率向上計画」でも書いた事だけど)

いよいよとなれば背に腹は代えられない。
飢え死にするよりはマシと基準値の数百倍汚染されている肉だろうが食わなければならない事態になるだろう。
その様を想像してどう思うか?

そういう事は、原発を使う以上はセットになる「ツケ」なのだと思う。

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