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ジャムを売るにはどうすれば良い?保健所に問い合せてみた

time 2017/04/07

ジャムを売るにはどうすれば良い?保健所に問い合せてみた

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前回までのあらすじ
野草のスイバからジャムを作った。

最初は単に自給用と考えていたが、 商品として存在するシャレオツな「ルバーブジャム」に似ているという事を知り、これはひょっとして売れるんじゃないかと考えた。

ジャムを売るのは簡単?

食品を売るのって、許可とか何とか色々あるんじゃないの?
そう思いますよね?

一昨年、移住地探しをしていた時に、世話になった農家の方が、野菜などの他にジャムを作ってそれも道の駅など直売所で販売していました。

その時、販売許可などについてちょっと聞いてみたら「ジャムは簡単」と言っていました。

実は私は「食品衛生責任者」の資格を持っています。

と言っても、この資格は偉そうに自慢できるようなものではありません。

一万円ぐらい払って1日だけ講習を受ければもらえるような資格です。

食品営業をする施設には一人はこの資格保持者がいなければいけないというものです。

結局妄想を抱いただけで実行には移さなかった(中途半端に頓挫)のですが以前、無店舗の弁当屋(ワゴン車とかでオフィス街に昼時現れるようなやつ)をやろうと思ったことがありました。
その時に取った資格です。

なのでその時得た知識で「食品販売は色々面倒臭い事がある」(製造設備の基準とか)と思っていたのですがその「ジャムは簡単」というセリフに目から鱗。

「へ〜、そうなんだ… 自分で果物とか生産するようになったらやってみよう」
そう思ってとても記憶に残ったセリフだったのです。

そんな事を今回思い出して「 いつやるのか?今でしょ」そう思ったのです。

果物を生産するよりも前にこんな機会が巡ってくるとは。

早速調べてみた

それで早速、段取りを調べ始めたのですが…

ネットで軽く調べる限りは知恵袋的なものにしても何にしても最終的に「保健所に相談してください」で終わっているケースがほとんどで、結局のところどうなのかハッキリしませんでした。

(恐らく最終的にそうなる理由は都道府県ごとに異なるからだと思います。)

そんなわけで岡山県の保健所に電話で問い合わせてみました。

 

やっぱり敷居が高かったけど…

「瓶詰めで」売りたい場合そんなに甘いものじゃありませんでした。

最大の面倒臭いポイントといえば
「家庭の台所とは別に調理場が必要」
という点。

都会の賃貸住まいだったらこの時点で諦めますね。

場所がいくらでもある田舎住まいであれば、適当な小屋でもモバイルハウスでも建ててそこを厨房とするという手もありますが、それにしたってお気軽とは言えませんよね。

材料費とかで何万かはかかるでしょうし。

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なおかつそのような調理場を準備した上で保健所の検査を受けなければいけないとの事でした。

それから手数料も結構バカになりません。

手数料は岡山県の場合、22000円(5年分)位との事でした。
他に任意加入ですが、食品衛生団体に入るなら加入金1000円と5年分の費用1万円も必要との事。

追々、本格的に商売としてやる段階ならば、 初期投資としてありえない額ではないけれど、貧乏で食う物にすら困り「食える野草採取」を考えてスイバジャムに至った立場からすると、この額を聞いた段階で「あ、今は無いな」と思いました。

まだ動く時じゃない。待機だ。LINEスタンプ「ニートの演説 正当化編」

 

何か引っかかる言い方…

だけど保健所の担当の人の話を聞いていて一つ引っかかることがありました。

私が「ジャムを作りたいんですが」と切り出すと、その人は「ジャム…と言うと、瓶に詰めてそれを煮沸消毒して… そういう作り方ですか?」

と、妙に詳細に具体的に作り方を問い返してきました。

正直私はそこまで具体的に考えていなかったので、少し戸惑い「え?えぇ…まぁ、そんな感じですかね」と話を合わせたところ「それならば…」と、その手数料だとか、面倒臭い段取りの説明をしてくれたのでした。

担当の人の話を聞き終わって私はその戸惑った点を質問してみました。

「先ほどジャムの作り方を指定されましたが、そうでない方法だとまた話が違うということでしょうか?」

 

エッ!?「裏ワザ」じゃないのソレ

そうしたら担当の人は肯定しました。
そして親切なことに具体例まであげて説明してくれました。

「そうです。例えば瓶ではなくプラスチックの容器に入れて売るような場合、許可が必要な品目からは外れます。保存期間は短くなりますが…」

※参考「営業許可が必要な食品品目一覧(岡山県 生活衛生課)」
私が「え…?そうだったんですか…」と、あからさまに感心してしまうと、担当の人は少し慌てたように「許可は要りませんが、もちろん十分衛生に注意していただく必要はあります」と補足を入れてきました。

瓶詰めであれば賞味期限を1年先などに設定できるので、商品としてその点が非常に有利ですが、「とりあえず売りたい」場合、この様な…

抜け道…とか表現すると物議を醸しそうですが…

とにかく、そんな方法があったとは…

これで道が開けました。

とはいえ、自分だけの自給用と考えれば「その辺にいくらでも生えている」と言えるスイバですが、栽培しているわけでもないので限りもあり、ちょっとした小銭稼ぎ程度にしか出来ないでしょうが。

ともかく近々売ってみたいと思います。

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