生存戦略研究所

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イノシシの解体に初挑戦

time 2016/12/18

イノシシの解体に初挑戦

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タイトルと冒頭写真を見て、当ブログのリピーター読者の方は「ついに獲ったんか?」と思われるかもしれませんが...

残念ながら私の獲物ではありません。

猟期は既に始まっているのですが、私は恥ずかしながら畑やらバイトやらにかまけてモタモタしており、いまだ罠の設置をしていないのです。

ちなみに猟期とは法律で定められた「狩猟をしても良い時期」の事で、地域によって異なりますが一般的に11/15~翌2/15まで。
現在私の住む岡山県では、シカ・イノシシに関しては3/15までとなっています。

だから、本当は、狩りを楽しみにしているようなハンターから言わせれば「貴重な短い猟期をモッタイナイ」という事になるのかもしれません。

しかし、私の住む地域はイノシシが大量にいて年中人里に来る有様ですから、恐らく焦らずとも「猟期後もどうせ”有害鳥獣駆除”で年中捕獲許可されるだろう」と思われるのです。
(役所の判断で猟期以外もそのような枠で許可される事がある)

また冬の肉の方が脂がのって美味しいらしいとか、色々猟期に獲った方が良いは良いのですが、私の場合、今の所モチベーションとしては「畑の防御・迎撃」の側面が強い事もあり、ついつい後回しにしてしまっていたのです。

後は正直、経験ゼロですから、右も左も分らず、おっ始めるのも腰が重い面もありました。

だから、「出来れば誰か経験者の手伝いとかして経験積めたらな」なんて思っていたのでした。

今まで猟師の直接の知り合いはいなかったものの、「知り合いの知り合い」に猟師がいそうな場合、「解体手伝うので機会があったら声かけて下さい」等と言っておいたところ...

今朝、その知り合いから電話があり「猟師の知り合いの罠にイノシシがかかったらしいけど、来る?」との事でした。

幸い今日はバイトも休み。
今日は恥ずかしながらまだ蒔き切ってない小麦を蒔こうと思っていたけど、この機を逃さず行く事にしました。

「モチロンです。(乗るしかない、このビッグウェーブに)」

 

そんな訳でイノシシ解体

出来る事なら、生きてる状態から止め差しする様も勉強したかったのですが、到着時には既に止め差し、血抜きは済んでいました。

頸動脈から血抜きしたとの事で、首に穴が空いているのみ、キレイな状態です。

小さめのメスで、およそ20kgとの事でした。捕まったイノシシ

まずはイノシシを仰向けにし、下腹部からナイフを入れ、内臓を傷つけないよう開腹していきます。

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首まで開いたら、ガバッと左右に開け、素手で内臓丸ごと引っ張り出していました。
肛門部分をナイフで切り取り、内臓丸ごとと肛門を本体から剥がします。

ここまであっという間でした。

レバーや心臓など、食べるパーツを切り離し、後は山に埋めるそうです。

内臓を抜いたら後は肉と骨の塊です。

3人がかりでまずは皮を剥ぎました。

皮の下に脂肪がついていますので、それを無駄にしないよう、皮を引っ張りながら皮と脂肪の間にナイフを入れて切り離していきます。

モモの辺りは脂肪が少なく、ペローンと簡単に剥けたのですが、それ以外は中々地道な作業でした。

解体は3人がかりでのべ2時間以上かかったと思いますが、作業時間の殆んどは皮剥ぎに費やしました。

九州では皮も食べるとかで、毛だけバーナーで焼いてしまうなんて方法もあるそうです。

その方が手っ取り早いかもなぁ。

実は、昨年移住地探しをしていた際、四国(高知)と九州(熊本)も立ち寄りまして、それぞれでイノシシ肉を頂き料理した事はありました。

高知でも「皮ごと料理するんだ」と言われましたね。
確かに貰った肉には分厚い皮が付いていました。

高地ではイノシシ汁にしたのですが、「皮感」が結構残って、正直硬くて食べ辛かったです。

熊本では圧力鍋で「角煮」を作りましたがこれは当たりだった。
皮が脂のように柔らかくなって、とても美味かったです。
まあ、見た目が「大量の脂身」感出してしまって、「健康に悪そう」とかは思いましたが。
脂身の苦手な人はダメでしょうね。

ただ、調べたら、豚の脂と異なり野生イノシシの脂は不飽和脂肪酸が多いなんて話もありました。
要するに「固まらず、血をサラサラにする」的な話ですね。

皮剥ぎが終わったら後はもう、部位ごとに切り分けるだけです。
バラ(アバラ)、モモ、ロース、ヒレ...
これはそんなに時間はかからなかった。

印象的だったのは、解体にノコギリを使っていた事ですね。
背骨と骨盤を切るのに使っていました。

手伝いのお礼として、知り合いと私で半身分頂き、それを山分けしました。肉になったイノシシ
移住後、稼ぎも悪いので貧乏生活が長く、肉など殆んど食べてきませんでしたが、ここに来て一気に肉が手に入りました。
(自分ルールで「獲るまで肉は控える」というのもあったのですが)

これだけでも、しばらく肉には困らないぞ...

動物性たんぱく質や脂肪の摂取量が低かったせいか、移住前よりも大分痩せてしまっていたのですが、これで摂取量を増やす事ができます。
有難い事です。

「いただきます」

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